受験

2007年8月 5日 (日)

大問について

今日は、国語の大問についての個人的な見解について述べましょう。

国語の入試問題は、大抵4つの大問から成り立っています。
基本的に評論・小説・古文・漢文の4分野です。漢文や古文を課さない大学も増えてきていますが、さびしい限りです。

さて、あなたはどの分野が得意ですか。

おそらく、小説・古文・評論・漢文の順番に点数が取れる、もしくは問題が解きやすいと思っている人が多いのではないでしょうか。

しかし、実際には漢文・評論が簡単、古文・小説は難しいと小生は思っています。

まず、漢文は覚えることが少ないのです。限られた句形と重要漢字、良い問題集を何冊か完璧にやれば、簡単に満点を取れるはずです(多少の古文文法の知識は必要)。
ところが、多くの受験生(とくに女子)は漢文を毛嫌いし、全く受け付けないようです。
これをチャンスだと早く気づいた人は、志望校にぐんと近づくでしょう。
「みんなが苦手とする分野で差をつける」のは、受験で勝ち抜くための鉄則です。具体的な勉強法は後ほど公開しますから、楽しみにしておいてください。

次に簡単なのは、評論です。これは解き方さえ覚えてしまえば、勉強しなくても解けます。この解き方もそのうち公開しましょう。ただし、漢字や語句の意味などは知っていないと解けませんので、これらの勉強は必要です。ただし、前回述べたように、漢字対策は漢字検定2級の問題集をしっかりこなすだけで充分でしょう。語句の意味は、普段から辞典を持ち歩き、分からない言葉に出会うたびにすぐにひいて調べるという習慣をつけることで、かなり覚えることができます。地味ですが、まさに「学問に王道なし」です。日ごろの努力がいつか実を結ぶのです。

さて、古文は覚えることが多くて大変です。古典文法を早く身に着け、重要語句を一つでも多く覚え、古典常識に親しむことが、高得点への道です。英語・数学同様、毎日欠かさず勉強することが大事です。古典文法のポイントや狙われやすい重要語句・古典常識などをこれから公開するつもりです。

小生が最も難しいとして位置づけたのが小説です。皆さんの中にはは意外に思われる方もいるでしょう。確かに覚えることはほとんどありません(余裕がある人は、作家・作品など文学史の知識を蓄えましょう)。文章も評論に比べれば格段に読みやすく、一見簡単そうに思えます。しかし、問題を解くのが難しいのです。評論の解き方の延長なのですが、真の読解力が試されます。そこら辺も含めてこれから勉強していきましょう。

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2007年8月 3日 (金)

漢字検定に挑戦すべし

パイレーツの桑田投手、きちんと抑えましたね。

さて、国語のテストにつきものなのが漢字の問題ですね。
確かに配点は低いのですが、受験では1点の差が勝負の分かれ目です。
漢字は全問正解して当たり前というくらいの心構えで取り組みましょう。

とはいうものの、大学入試で問われるのは漢字検定でいえば2級程度です。
なぜなら、大学入試の出題範囲は常用漢字(1945字)の中からに限られているからです。

かといって、1945字のみ覚えれば大丈夫というわけではありません。漢字問題の中には同義語・対義語・同音異義語・同訓異義語・四字熟語などを問うものがあるからです。

漢字検定の問題は、これらを全て網羅した良問がそろっています。逆に言えば、漢検2級を取得できるだけの力さえ持っていれば、センター試験はおろか、どの大学の入試問題にも対応できるというわけです。

ですから、受験国語の漢字対策に最良であるのは、漢字検定2級の問題集といえるでしょう。実際に検定を受けなくても、過去問題集で8割程度取れれば充分です(実際の合格基準も8割)。

また、日本語にとって漢字は非常に大きな存在です(東アジアの共通文字でもあります)。漢字を勉強することで、語彙が増えます。語彙が増えれば増えるほど、国語力がつくのは言うまでもないでしょう。漢字の勉強をする時は、漢字の形だけを覚えるのではなくて、必ず漢和辞典と国語辞典を側において、すぐにひいて調べるという習慣をつけ、意味とともに覚えるようにしてください。文章読解力の向上にもつながりますよ。

ちなみに私は1級所持者です。

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2007年8月 2日 (木)

辞典について

台風が上陸しましたね。

今日は「辞典」について述べたいと思います。

読者の中にも、電子辞書の愛用者が多数いらっしゃると思いますが、国語力をつけたいのであれば、即刻やめるべきだと思います。

確かに便利ですが、受験生が辞書をひくのは「語句の意味」を確認するためではなく、「語句の意味」を覚えるためですね。

実は人間が物事を記憶するためには、ひと手間かけたほうが覚えやすいことが判っています。あまりにも簡単に目的の意味を知ってしまうとかえって忘れやすいのです。

辞書をひいたら必ず見出し語に印をつけましょう。一度目にひいた時は鉛筆で、二度目は赤ボールペン、三度目は黄色の蛍光ペン・・・というように自分なりのルールを決めて見出し語を囲むのです。以前ひいた語句をまたひいてしまった時は、悔しくて意地でも意味を憶えようとします。電子辞書で同じことができますか?

これは脳科学で「海馬」を刺激することで記憶力を高めることに通じています。人間は生きるために必要な情報しか脳に記憶されません。しかし、何度も脳の「海馬」という部分を刺激してやると、海馬は「生きるために必要な情報だ」と勘違いして脳の記憶貯蔵庫に情報を通してしまうのです。ですから、何かを記憶しようとする時は手間をかけて(辞書のページを手繰り、見出し語に印をつけるという手間)勉強したほうが、ずっと効率がいいのです。

文明が進歩することで失われているものもあると思いますよ。

国語辞典は、三省堂「新明解国語辞典」以外はどれを使ってもそんなに遜色ないでしょう。「新明解」は調べる辞典というより、読む辞典ですよ。

古語辞典は、個人的に「旺文社古語辞典」を愛用しています。文法項目がほかの辞典よりしっかりしていると思うからです。できれば複数の辞書を比べながら勉強できればいいのですが、文学部文学科志望でなければそこまでやる必要もないでしょう。

旺文社古語辞典

漢和辞典もどこの出版社のものもよくできていると思います。角川の「新字源」は玄人向きです。

角川 新字源

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2007年8月 1日 (水)

はじめまして

受験生の皆さん、毎日暑いですが、がんばっていますか。

こんな格言があります。

 助動詞を制するものは文法を制する

 文法を制するものは古典を制する

 古典を制するものは国語を制する

 国語を制するものは受験を制する

 受験を制するものは人生を制する (by 小生)

多くの受験生にとって、最も勉強しにくい教科は「国語」でしょう。

「どんなに問題をこなしても点数が伸びない。」
「国語の答えは一つじゃないからあいまいだ。」
「国語なんて感覚で解いてりゃいいんだ。」

こんな声が君たちから聞こえてきそうです。

このブログはそんな疑問や不満を解決し、
若い世代の国語力向上を目指すという壮大な構想の下に立ち上げました。

受験勉強の合間にでも、気休め程度にご覧になってください。

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