古典文法の極意・用言編⑥音便その壱
今日は音便(おんびん)について確認しましょう。
そもそも音便とはどの言語にも見られる現象です。人間はなるべく楽をしたいと思う動物です。ですから、言葉を話すときも、言いにくい言葉は言いやすい言葉に直して話そうとするのです。これは我々のご先祖様でも同じことなのです。
さて具体的に見ていきましょう。音便には4種類あります。
1、イ音便
書きて → 書いて
「書き」はカ行四段活用動詞の連用形です。助詞「て」に接続するときは何があろうと連用形です。ですから「書きて」は正しい形です。ですが、「書きて」を10回繰り返して唱えてみてください。とても言いにくいでしょう?そこで、ご先祖様たちは、活用語尾の「き」の部分を「い」に言い換えたわけです。これで、言いやすくなったはずです。
これを「イ音便」と言います。 現代語に近い形(もしくはそのもの)ですね。
2、ウ音便
思ひて → 思うて
これはハ行四段活用動詞「思ふ」連用形の活用語尾「ひ」が「う」に変化しています。
これが「ウ音便」です。
3、促音便(そくおんびん)
思ひて → 思つて
今度は同じ動詞「思ふ」の例ですが、「ひ」が「つ」に変化しています。
これを「促音便」と言います。ただし、読むときは「オモッテ」と発音しますが、古典では小さい「っ」という表記をしませんので、書くときは大きい「つ」を用いましょう。
4、撥音便(はつおんびん)
読みて → 読んで
「読み」はマ行四段活用動詞「読む」の連用形です。「み」が言いにくいので「ん」に変化しました。
これが「撥音便」です。「撥」は「はねる」という意味です。「ん」の字ははねている感じがするでしょう?促音便と紛らわしいので区別して覚えてくださいね。注意してほしいのは助詞の「て」が「で」に濁音化していることです。
このように、「い」に変化すれば「イ音便」、「う」に変化すれば「ウ音便」、「つ」に変化すれば「促音便」、「ん」に変化すれば「撥音便」となります。今回は動詞の例ばかり挙げましたが、形容詞・形容動詞でも活用語尾が変化すればこれらの音便に分類されます。そんなに難しくないですね。
次回は「撥音便」について、少し補足がありますのでその説明をしますね。
| 固定リンク


コメント
なるほど


定期テストで「うつくしきもの」で
音便について出たのですが
良く理解出来なかったのですが
とても文も読みやすく納得出来ました
ありがとうございます
投稿: 高校生 | 2009年5月26日 (火) 15時32分
http://waon.ikisugi.com/oaqp0rp/
なんかココさぁー名器に出会える確率チョー良すぎなんですけどwwww
こないだの子も中の構造がうまく説明出来ないくらいすげーグニュグニュでさw
出し入れする度にカリが刺激されてアヒャアヒャ声出しまくっちゃった(^^;
一回でも名器にハメると絶対忘れられないくらい気持ちいいからやってみ?ww
投稿: アッヒャァイイイハホwwwww | 2009年6月 1日 (月) 19時23分
haha
投稿: | 2011年7月11日 (月) 12時31分
おおおお!
とてもわかりやすい解説ありがとうございますm(_ _)m
ちょうど学校を休んでいたところだったので、とても助かりました^^
投稿: ahiru | 2011年10月14日 (金) 00時41分